No.291 福岡へ会派視察その2
2/10(金)、前日の熊本市での視察に続き、福岡市並びに粕屋町を視察。
◆ さいとぴあ
「さいとぴあ」は複合施設で、最大500名を収容できる多目的ホール、会議室、体育施設などを有する「西部地域交流センター」、蔵書6万冊を有する「西部図書館」、行政機関である今宿出張所が移転し、名称も新たに西区役所の「西部出張所」として開所されました。
事業費 : 約37億円(用地費 約15億5000万円、建設費 約21億5000万円)
平成22年7月オープン
複合施設 "さいとぴあ" (九大学研都市駅より撮影)
。。。一言メモ。。。
平成17年3月、玄界灘で発生した最大震度6弱の福岡県西方沖地震をきっかけに老朽化した今宿出張所を移転整備されました。
『さいとぴあ』という名称は、地域の関係者からなる"愛称選考委員会"で西の都や祭の都という意味で親しみやすさから決定されました。
JR 九大学研都市駅前の一等地に あり、市民に対する行政サービスの充実及び地域コミュニティを高めるため出張所と地域交流センターと図書館などを併設されています。
緑化率20%、太陽光発電の設置や雨水の利用など、地球環境へ配慮した施設でした。
大阪市と違い土地に余裕があることは良いですね。
◆福岡県 粕屋町(総合処理窓口方式)
質の高い行政サービスを提供する
インテリジェント型総合窓口サービスについて視察
。。。一言メモ。。。
窓口業務の改革、住民目線の改革に取組みインテリジェント型総合窓口サービスを導入されました。
住民サービスの向上と業務の効率化を図っておられます。
粕屋町は人口約4万3000人、世帯数は約17300世帯。
特色は福岡県で一番高い出生率(全国4位)・・・人口1000人当たりで出生17.37人(全国 8.5人)です。
高齢化率は一番低く、人口増加率は福岡県で1位。
窓口業務に来庁される住民が多い訳です。
職員数が少ない中、窓口業務が多いことから、町内の各部署の情報連携を図るシステムを作り上げ事務手続きの簡素化・効率化や窓口対応時間短縮を実現されています。
住民の方々を手続きのために歩かせないことを考えサービスの向上を図っておられます。
女性職員の気配りのある目線も随所に生かされていました。
総合窓口・証明書発行する受付です
窓口の各部署ごとに 色分けされており、住民の皆さんが迷わない様に工夫されています。
※ 組織改革、業務改革、システム再構築を実施し、住民目線の行政サービス総合窓口に成功されています。
≪ 参 考 ≫
http://bit.ly/zqKJ7f ←クリックして下さい。
粕屋町・インテリジェント型総合窓口サービスについて